世界のパイロット不足に挑む理由

代表より

世界のパイロット不足に挑む理由

世界のパイロット不足に挑む理由:創業者思の思い

今回のカナダ出張で、私は改めて確信しました。iam-pilot.comは単なるサービスではなく、航空業界そのものから必要とされている存在だということを。
パイロット不足の現状の記事も併せて読んでください。

世界のパイロット不足に挑む理由

現地のフライトスクールからは、
「育成後の進路が見えなければ訓練生を集めにくい」
「出口が担保されなければ、どれだけ優れた訓練をしても人は集まらない」

という声が挙がりました。これこそが、世界的なパイロット不足が解消しない最大の理由です。

一方で、「就職率◯%」「エアライン合格率◯%」といった数字は本質ではありません。合格できるかどうかは本人の努力と運に左右されるものであり、私たちが変えるべきは“数字”ではなく“構造”です。

世界のパイロット不足に挑む理由

フライトスクールも常にアイデアをめぐらせている。

航空会社からも率直な声を聞きました。
「採用に膨大な費用をかけても、なかなか良い人材が集まらない」
「どうすれば世界中から本当に必要なパイロットを集められるのか」

——この問いに対して、iam-pilot.comは答えを出し始めています。


創業者としての歩みと再挑戦

私はかつて株式会社FLIGHT TIME(現代表:藤嶋啓)を創業し、代表を務めていました。その中で立ち上げた「Pilot Much」は、多くの候補者を支援するという理念を込め、サービス開始からわずか3ヶ月で500名以上の登録者を集め、各国から高い評価を得ました。

しかし、その後の経営権の移行によりサービスは停止され、当初掲げていた「航空業界の抱える課題解決」という理念からは外れてしまいました。

創業者の理念や、業界や社会への貢献意識を放棄した組織は必ず廃れ、加担した人たちもその渦に飲み込まれていく。理念を失えば、信頼も失われる。

今回のカナダ訪問で、創業期から交流のある航空会社やフライトスクールの方々が、私の再挑戦を心から歓迎してくれたことは、何よりの励みになりました。さらに現地では「昨年末から十分なサポートを受けられていない訓練生がいる」という声も耳にしました。それは悲しい現実ですが、同時に私たちが果たすべき使命をより鮮明に示しています。


だからこそ、iam-pilot.comは理念を取り戻し、フライトスクールと航空会社を正しくつなぎ、世界のパイロット不足を根本から解決する仕組みを築いていきます。

世界の航空会社の皆さん。そしてパイロットの皆さん。
I’m here back.

カナダのパイロット不足概要

カナダ政府は航空業界での訓練・採用のボトルネックに対し、カデット制度や訓練支援を推進中。詳細は公式報告へ。

詳細を見る(Transport Canada)

職業統計から見る将来予測

「航空パイロット」の職種は、2024〜2033年にかけて強い不足リスクありとされています。今の業界構造が数字で示されています。

詳細を見る(Job Bank)

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